子供に学ぶ | 3足のわらじ~多忙な毎日

子供に学ぶ

先週の金曜日のこと。


帰宅したら、母から「2号が、幼稚園から帰ってきてお布団かぶって

泣いてたみたい」と聞かされました。


2号に話をしても、「何にもない。ママには言わない。」と頑な。


「ママに言えなかったら、おばあちゃんに話してみて。」


女の子「いや」


「じゃあ、パパは?」


女の子「いや」「1号くんにだったら話す。」


女の子だから、大きくなったらお友達とのトラブルとかいろいろ

あるんだろうなーと早いうちから、覚悟はしていたけど、

最近、幼稚園に行くとき涙が出ることもあり、やっぱりいろいろあるらしい。


幼稚園の先生も心配して下さっていたけど、「先生には絶対言わない」と

言ったらしい・・・。


1号に、こういうことだから、2号に話を聞いてみて。って言ってみたけど、

長男特有のぼーっとしている1号は、「はぁ~はてなマーク」って感じ(-"-;)


昨日も、幼稚園に行くときに、泣いてしまったので、

夜、「今から1号に話してみたら?」と二人だけの空間をセッティングし、

終わったら呼んでね。とわたしは席を外しました。


遠くから、盗み聞き耳


男の子「どうしたと?」


女の子「はやとクンとしんごクンがね、ふたりばっかりで仲良くして、2号とは遊ばんって。」


男の子「ふーん。で、2号は誰と遊びようと?」


女の子「ななみちゃん」


男の子「はやとクンって、こないだうちに遊びに来た子?」


女の子「ちがう。あれはひろクン」


男の子「ふーーん。おかあさ~ん、おわったよ~。」



早ッ!もう少し、話きいてやってよ、オイ。


と思ったのです。



でも、びっくり! 話したとたん、急に2号が元気になっちゃった。


なんだか、拍子抜け~。



きっと、わたしが話を聞いてたら、その原因を探ったり、2号にもいけないとこが

あるんじゃないかと勘ぐったり、どうやったら一緒に遊べるようになるか

考えたりしたと思うんです。


でも、もしかしたら、黙って聞くだけで十分なのかも?と思ったんです。


「一緒に遊ばん」って言われたことが、2号にとっては大きなダメージだったわけで、

でも、自尊心やいろんな思いで、それを大人には言えない。


たったひとりでも、話せる相手がいたら、聞いてもらえるだけでとっても楽になるのかもしれない。


大人もそうかも・・・・。


なんだか、とっても考えさせられました。


今後は、わたし自身がこどもたちの「話せる相手」になれることが子育ての大きな

課題のような気がしています。


こどもたち、どうもありがとう!!