子供に学ぶ
先週の金曜日のこと。
帰宅したら、母から「2号が、幼稚園から帰ってきてお布団かぶって
泣いてたみたい」と聞かされました。
2号に話をしても、「何にもない。ママには言わない。」と頑な。
「ママに言えなかったら、おばあちゃんに話してみて。」
「いや」
「じゃあ、パパは?」
「いや」「1号くんにだったら話す。」
女の子だから、大きくなったらお友達とのトラブルとかいろいろ
あるんだろうなーと早いうちから、覚悟はしていたけど、
最近、幼稚園に行くとき涙が出ることもあり、やっぱりいろいろあるらしい。
幼稚園の先生も心配して下さっていたけど、「先生には絶対言わない」と
言ったらしい・・・。
1号に、こういうことだから、2号に話を聞いてみて。って言ってみたけど、
長男特有のぼーっとしている1号は、「はぁ~」って感じ(-"-;)
昨日も、幼稚園に行くときに、泣いてしまったので、
夜、「今から1号に話してみたら?」と二人だけの空間をセッティングし、
終わったら呼んでね。とわたしは席を外しました。
遠くから、盗み聞き
「どうしたと?」
「はやとクンとしんごクンがね、ふたりばっかりで仲良くして、2号とは遊ばんって。」
「ふーん。で、2号は誰と遊びようと?」
「ななみちゃん」
「はやとクンって、こないだうちに遊びに来た子?」
「ちがう。あれはひろクン」
「ふーーん。おかあさ~ん、おわったよ~。」
早ッ!もう少し、話きいてやってよ、オイ。
と思ったのです。
でも、びっくり! 話したとたん、急に2号が元気になっちゃった。
なんだか、拍子抜け~。
きっと、わたしが話を聞いてたら、その原因を探ったり、2号にもいけないとこが
あるんじゃないかと勘ぐったり、どうやったら一緒に遊べるようになるか
考えたりしたと思うんです。
でも、もしかしたら、黙って聞くだけで十分なのかも?と思ったんです。
「一緒に遊ばん」って言われたことが、2号にとっては大きなダメージだったわけで、
でも、自尊心やいろんな思いで、それを大人には言えない。
たったひとりでも、話せる相手がいたら、聞いてもらえるだけでとっても楽になるのかもしれない。
大人もそうかも・・・・。
なんだか、とっても考えさせられました。
今後は、わたし自身がこどもたちの「話せる相手」になれることが子育ての大きな
課題のような気がしています。
こどもたち、どうもありがとう!!